
葬儀
時代の変化と共に葬儀の形態も多様になっております。伝統を重んじながらも、ご遺族の想いを酌み取って、安心して通夜・葬儀が勤まりますようお手伝いさせていただきます。

初七日~四十九日の中陰法要
仏教の習わしでは、亡くなられた日を「命日」として、その後七日ごとに法要をお勤めします。この間にお勤めされる法要を「中陰法要」といいます。特に、四十九日はひとつの節目として大切にされることが多く、「満中陰(まんちゅういん)」とも呼ばれます。葬儀後も故人のことを思い、仏法にふれる大切なご縁の場です。

祥月命日
年忌法要
祥月命日とは、大切な方が亡くなられた月日と同じ日を指します。たとえば、3月10日に亡くなられた方であれば、毎年の3月10日が「祥月命日」となります。
年忌法要とは、亡くなられた方のご命日から数えて、一定の年ごとにお勤めする仏事のことです。たとえば、亡くなられてから1年目の「一周忌」、2年目の「三回忌」、6年目の「七回忌」などがこれにあたります。
※十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、…五十回忌と続きます。
※回忌は「亡くなられた年を1回目」と数えるため、「三回忌=2年後」となります。
中陰法要と同様に、亡くられた方をご縁として、「いのちの尊さ」や「今をどう生きるか」等生きている自分たちが考える大切な機会です。

納骨堂のお参り
納骨堂とは、亡くなられた方のお骨(ご遺骨)を納める場所のことです。長善寺でも希望された方のお骨をお預かりしております。

報恩講参り
報恩講(ほうおんこう)は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご命日をご縁として、そのご恩に感謝し、仏さまの教えにふれる大切な仏事です。真宗大谷派では、親鸞聖人のご命日である11月28日(旧暦)にちなんで、全国のお寺やご家庭で、毎年報恩講が勤められています。
長善寺でも毎年10月6日にお勤めをしていますが、それとは別に10月~2月にかけて、報恩講をご門徒のお宅でお勤めする「報恩講参り」を行っています。

帰敬式
(おかみそり)
帰敬式とは、仏さまの教えに出遇い、これから仏弟子として生きていこうという決意をあらわす、大切なご縁の儀式です。真宗大谷派では「おかみそり」とも呼ばれています。
この式では、阿弥陀如来の前でお念仏の教えに帰依(きえ)することをあらわし、東本願寺から「法名(ほうみょう)」が授けられます。法名は、仏弟子としての名前であり、「釋○○(しゃく・まるまる)」という形になります。これは、私たち一人ひとりが仏さまの教えに導かれて生きる「仏弟子」であることを意味しています。
帰敬式は、年齢や性別、宗教的知識の有無にかかわらず、どなたでも受けることができます。受式の動機も人それぞれで、
・葬儀や法事の際に自分の法名を持ちたい
・子や孫に、仏さまの教えとつながるきっかけを持たせたい
・親鸞聖人の教えにふれてみたい
というように、人生の節目や気づきの中でお申し込みになる方が多くおられます。

その他仏事に関する相談事
上記のお参り以外でも、お墓に関することやお家のある仏壇のこと等、仏教に関する様々なお困りごとの相談を受けさせていただきます。